外壁塗装に使われる塗料には様々な種類があります。従来はシリコン系の塗料が普及していましたが、最近は高性能なラジカル塗料が人気となり広まっています。ラジカル塗料の良いところは、価格はシリコン塗料と同じくらいで、性能はフッ素塗料にちかいという、両方のメリットを掛け合わせたような塗料になっています。塗料を選ぶポイントの一つは耐久年数です。外壁リフォームに使える塗料を見てゆきましょう。アクリル塗装は約20年前に販売され始まった塗料です。耐久年数は6~8年になります。モルタルのひび割れに対応することが出来たため、当時は画期的な塗料でしたが、汚れすく耐久性が高くないという欠点があります。ウレタン塗料は耐久年数が7~10年の外壁塗料です。素材が柔らかいという性質があり、比較的万能のため、細かい箇所の外壁塗装には適していると言えるでしょう。使いやすいのですが、性能と耐久年数がシリコンより劣ります。昔ながらの塗装業者はこの塗料を使い続けているところもあります。シリコン塗料の耐久年数は12~15年です。価格が比較的安定しており、耐久年数も良いので人気のある外壁塗料です。シリコンを含んでいるため耐久性があり、汚れにくいという性能もっています。フッ素塗料の耐久年数は15年~20年です。価格が高いですが、耐久性も高く、予算に余裕がある方には価値があります。長持ちするため、東京スカイツリーの鉄骨塗装に利用されているそうです。
